埼玉県川口市へ行政視察に行ってまいりました。
川口市の人口は約60万7千人、そのうち約4万8千人、すなわち全体の約8%を外国人が占めております。これは、政令指定都市を除く自治体の中で最多であり、10年前と比べて約2倍という、非常に急激な増加となっております。
現地を実際に見て感じたのは、外国人との共生を前提にしたまちづくりが着実に進められているということです。まるで、これからの日本が進んでいく未来の姿を垣間見たような、大きな衝撃と強い印象を受けました。
笠間市においても、川口市のような多文化共生を前提とした取り組みやその姿勢を、大いに参考にしていく必要があると感じております。
一方で、 川口市の多文化共生に関する先進的な取り組みは高く評価される一方で、急激な外国人住民の増加に伴う課題も多く報告されています。
今後、笠間市においても外国人住民の増加が予測されており、今回の行政視察の内容を参考にしながら、本市における共生社会のあり方について検討を進めてまいります。


